オウンドメディアの本を15冊おすすめ|初心者向けから分析まで

本記事ではオウンドメディア運営の学習をしたい方に向けておすすめ書籍15冊を紹介するとともに、本の選び方も解説していきます。

15冊の中でも初心者が読むべき3冊を厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。

SEO対策のおすすめ本については、別記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。

目次

オウンドメディア初心者が読むべき本を3冊まで厳選

本記事でおすすめする本のなかで、オウンドメディア初心者が読むべきものを3冊まで厳選しました。

初心者が読むべき3冊
  • オウンドメディアのつくりかた
  • 沈黙のWebマーケティング―Webマーケッター ボーンの逆襲
  • できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88

どれから読むか迷った場合は、この3冊のなかから選んでみてください。

オウンドメディアのつくりかた

項目内容
レベル初心者
出版社ビー・エヌ・エヌ
著者鷹木 創
出版日2017/7/24
値段(税込)2,200円

本書は、オウンドメディア運営に携わってきた著者による現場のノウハウが書かれています。

オウンドメディア運営が初めての人に向けて書かれているため、読みやすい1冊です。

自社でWebサイトを作る目的から、立ち上げ方法や運営チームの管理方法まで幅広く解説されています。

オウンドメディア運営を最初から最後まで案内してくれる1冊なので、迷ったときのガイドになるでしょう。

沈黙のWebマーケティング―Webマーケッター ボーンの逆襲

項目内容
レベル初心者
出版社エムディエヌコーポレーション
著者松尾 茂起
出版日2015/1/28
値段(税込)2,420円

本書はWebマーケティング会社を経営する著者が書いており、個人ブロガーにも愛読される1冊です。

マンガ風のストーリーで描かれており、濃い内容ながら初心者にも分かりやすいです。

400ページ超えという辞書のような分厚さですが、ハードボイルド風のストーリーが面白いので、サクサク読み進められます。

続編である「沈黙のWebライティング」も合わせておすすめです。

改訂版が出ているので、買うときはご注意ください。

できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88

項目内容
レベル初心者
出版社エムディエヌコーポレーション
著者敷田 憲司 他4名の共著
出版日2018/11/20
値段(税込)2,200円

本書は、SEOコンサルタントの著者たちによるコンテンツマーケティングの本です。

オウンドメディアだけでなく、Webサービスの運営者にも向けて書かれており、幅広い手法を学べます。

ページごとに難易度やコスト、BtoBかBtoCか判別できるマークがついており、自社のケースに当てはめて読み進められます。

広告やSEOについても書かれているため、幅広いアプローチでオウンドメディアを成長させていきたい方におすすめです。

オウンドメディアの基礎が分かる本

オウンドメディアの基礎が分かる本として、下記の3冊をピックアップしました。

基礎が分かる本
  • オウンドメディアのやさしい教科書。
  • 24時間自動集客“売れる”オウンドメディアマーケティング
  • いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本

オウンドメディアのやさしい教科書。

項目内容
レベル初心者
出版社エムディエヌコーポレーション
著者山口 耕平監修・徳井 ちひろ著
出版日2018/3/28
値段(税込)2,420円

本書はオウンドメディア運営のつまづきポイントを紹介し、課題解決の方法を解説した1冊です。

成功事例のインタビューを紹介しているため、実際のケースに合わせた秘訣やノウハウが分かります。

また、効果測定と改善方法にも触れており、Google AnalyticsやSearch Consoleで見るべき項目を絞って伝えてくれています。

タイトル通り、オウンドメディアの教科書として網羅的な内容であり、手元に置いておきたい1冊です。

24時間自動集客“売れる”オウンドメディアマーケティング

項目内容
レベル初心者
出版社合同フォレスト
著者山田秀平
出版日2021/4/6
値段(税込)1,650円

本書はオウンドメディアで売上を上げることに重きを置いた本です。

オウンドメディアをこれから始めたい方に向けて書かれており、「日本一やさしい実践書」と謳っています。

読者の購買意欲をそそるノウハウについて解説しているため、オウンドメディアを直接マネタイズしたい場合に有効です。

押し付けがましくないオウンドメディア作りをしつつ、集客と売上UPに役立つ1冊です。

いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本

項目内容
レベル初心者
出版社インプレス
著者宗像 淳、亀山 將
出版日2015/10/23
値段(税込)1,958円

本書の著者は、オウンドメディアのコンサルティングを提供する株式会社イノーバの代表と、マーケティング部リーダーの2人。

実践で培ったマーケティング戦略と、コンテンツ制作に重きを置いた1冊です。

コンテンツマーケティングの基礎を理解しつつ、自社サイトをより押し上げていく考え方が分かります。

図解が多く視覚的に分かりやすいため、文字が羅列された本に抵抗がある方にも読みやすいでしょう。

オウンドメディアの方向性を決める本

この項目では、オウンドメディアの方向性を決める本として、戦略やマーケティングを扱った書籍をピックアップしました。

方向性を決める本
  • Webコンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書
  • ファンベースなひとたち
  • ドリルを売るには穴を売れ

Webコンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書

項目内容
レベル初心者~中級者
出版社エムディエヌコーポレーション
著者日本SPセンター
出版日2015/12/18
値段(税込)2,200円

本書は、マーケティングやブランド戦略に強い広告代理店が書いた本です。

コンテンツマーケティングの実践講座として、イラストや図解を多用して解説しています。

実務に使えるExcel表をダウンロードできるので、本を読んだあとすぐに業務へ落とし込めます。

基礎的な部分を網羅しつつ、コンバージョン率を上げる具体的なノウハウも書かれているため、中級者以上の読者が読んでも発見が多い1冊。

ファンベースなひとたち

項目内容
レベル初心者
出版社日経BP
著者佐藤尚之、津田匡保
出版日2020/11/7
値段(税込)1,870円

本書は、自社サービスをいつでも応援してくれるファンを大事にして、中長期的な成長を目指す「ファンベース」を扱っています。

レタスクラブや読売巨人軍などが実践しているファンベースを元に解説されており、自社のケースに当てはめやすいです。

漫画と対談で分かりやすく書かれているため、スキマ時間にサッと読んでもすぐに理解できるでしょう。

全てのマーケッターに向けた本なので、オウンドメディアの企画を考えるヒントになるはずです。

ドリルを売るには穴を売れ

項目内容
レベル初心者
出版社青春出版社
著者佐藤 義典
出版日2006/12/22
値段(税込)1,572円

本書は、経営コンサルティング会社の社長が書いたマーケティングの入門書です。

マーケティングの理論をストーリー形式で書いているため、理論が頭に入ってきやすいのが魅力。

2006年出版で比較的古い本ながら、今でもマーケッターやブロガーに愛読される1冊です。

オウンドメディアを通して、モノやサービスを売りたい方におすすめです。

オウンドメディアの分析・改善が分かる本

この項目では、オウンドメディアの分析・改善が分かる本として、Google Analyticsやデータの読み解き方を扱った書籍をピックアップしました。

分析・改善が分かる本
  • わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス
  • Googleアナリティクス4 設定・分析のすべてがわかる本
  • 現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書

わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス

項目内容
レベル初心者
出版社シーアンドアール研究所
著者湊川 あい
出版日2018/3/23
値段(税込)2,453円

本書は、Google Analyticsの導入方法や、用語の意味が漫画形式で理解できる1冊です。

マーケティングについても触れているので、Google Analyticsを実践に落とし込んでいけます。

また、デモアカウントが使えるため、まだGoogle Analyticsを導入していない人でも実践が可能です。

分かりやすく実務にも繋げられる内容ですが、2018年の本なので、現在のGoogle Analytics4には対応していません。

Google Analyticsの専門用語を理解するレベルで挫折してしまった初心者が、リベンジするにあたって最適です。

Googleアナリティクス4 設定・分析のすべてがわかる本

項目内容
レベル初心者~上級者
出版社ソーテック社
著者小川 卓
出版日2022/10/24
値段(税込)2,970円

本書は、デジタルマーケティング総合支援会社の代表取締役社長が書いた本であり、現在のGoogle Analytics4に対応した解説書。

やりたいことから逆引きできるため、実践のなかで不明点が出たときに便利です。

計測の実装について最もページを割かれており、重点的に学習することができます。

Google OptimizeやGoogleデータポータルなど、他ツールとの連携までカバーしているため、初心者以上のユーザーにも役立つ本です。

現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書

項目内容
レベル初心者~上級者
出版社マイナビ出版
著者小川 卓
出版日2018/6/19
値段(税込)3,278円

本書は、前項で紹介した「Googleアナリティクス4 設定・分析のすべてがわかる本」の著者が書いた本です。

データの見方と改善策の考え方について書かれており、マーケティングの内容と分析を合致させられるようになります。

オウンドメディアだけでなく、ECサイトやメルマガなどにも触れているため、他の施策を打ち出している人にも参考になるでしょう。

実際にオウンドメディアを運営しているものの、分析や改善が今ひとつ成果につながっていない人におすすめです。

ユーザーを惹き付ける本

オウンドメディアを運営するにあたって、ユーザーを惹き付ける技術は、コンテンツ制作の要ともいえます。

この項目では、ユーザーを惹き付ける本として、伝え方に関する書籍をピックアップしました。

ユーザーを惹き付ける本
  • バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則
  • セールスコピー大全
  • UXライティングの教科書 ユーザーの心をひきつけるマイクロコピーの書き方

バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則

項目内容
レベル初心者
出版社かんき出版
著者柿内 尚文
出版日2021/12/21
値段(税込)1,540円

本書は、編集者でありコンテンツマーケッターでもある著者が書いた書籍です。

相手に伝える技術について解説しており、キャッチコピーや文章のコツが書かれているため、コンテンツ制作に活かせるでしょう。

また、本書の技術を活用すれば、相手に伝えるうえでのストレスが減るので、ライターにフィードバックするときにも役立ちます。

ユーザーに響くコンテンツ制作を行いたい人におすすめです。

セールスコピー大全

項目内容
レベル初心者
出版社ぱる出版
著者大橋 一慶
出版日2021/1/7
値段(税込)1,980円

本書は、セールスコピーライターの著者により、文章だけでモノを売る技術が書かれています。

「思わず読み進めてしまうリードコピー」の部分は、ユーザーを惹き付ける技術が書かれているため、販売を目的にしていないオウンドメディアでも参考になるでしょう。

384ページと非常に分厚い本ですが、章分けが細かいので、自分の必要な部分から読み進められます。

ユーザーをぐっと惹きつけ、最後まで読ませたい人におすすめです。

UXライティングの教科書 ユーザーの心をひきつけるマイクロコピーの書き方

項目内容
レベル初心者~中級者
出版社翔泳社
著者キネレット・イフラ
出版日2021/2/15
値段(税込)3,300円

本書は、イスラエルのマイクロコピー専門スタジオ代表が書いたUXライティングの書籍です。

マイクロコピーとは、会員登録の入力フォームや、操作を助ける文章のこと。

本書では、メルマガやエラー文、ログインメッセージなど、19章に分けてマイクロコピーが細かく解説されています。

コンバージョンやブランドのエンゲージメント向上に役立つので、オウンドメディアのあとひと押しが欲しいときにおすすめです。

ユーザーは、ページを開いて3秒以内に続きを読むか判断するといわれています。続きを読んでもらえるオウンドメディアには魅力的な導入文は必須です。ユーザーを惹きつける導入文の書き方を、以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

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オウンドメディアを学ぶ本の選び方

最後に、オウンドメディアを学ぶ本の選び方について見ていきましょう。

オウンドメディアを解説した本は数多くありますが、全てが自分の目的やレベルに合っているとは限りません。

時間とお金を無駄にしないために、自分に合った本の選び方をお伝えしていきます。

難易度で選ぶ

本を選ぶにあたっては、難易度を重視しましょう。

上級者向けの本を選んでも、専門用語や表現が難解なあまり、理解できずに途中で投げ出してしまうかもしれません。

初心者が安心して読める本の特徴は、下記のとおりです。

初心者向けの本の特徴
  • 本が分厚すぎない
  • 図解やイラストが多い
  • マンガやストーリー形式で書かれている

ネットショップで書籍を購入する場合は、試し読み機能やレビューの内容をチェックすると、初心者向けの本を選べるでしょう。

目的で選ぶ

本を読む目的から選ぶことも重要です。

例えばオウンドメディアの分析ツールについて知りたい人が、基礎を網羅した本を読んでも、求めている内容の割合は薄い可能性があります。

この場合は最初から分析・改善に関する本を選んだほうが、濃い内容を学習できるでしょう。

本を選ぶ前に、求める知識や学習したい内容を明確にしておくと、ミスマッチを防げます。

情報が新しい本を選ぶ

オウンドメディアの本を購入するときは、情報が新しいものを選びましょう。

SEOやWebマーケティングの分野は、情報が入れ替わるのが早いため、古い本では対応できないケースがあります。

Googleが重視する基準が、時流に合わせて変わる場合もあり、2017年には品質評価のアルゴリズムが変更されました。

前後の流れからしてWELQ問題の対策と考えられます。

WELQ問題とは、株式会社DeNAによる情報サイト「WELQ」が、医療情報を扱っていながら内容が杜撰だとして批判された出来事。
肩こりの原因は幽霊の仕業であるなど、根拠のない記事が掲載されていました。

一方で、良い内容だからこそ読まれ続けている本もあるため、情報の鮮度がほしい分野と分けて考えることが重要です。

ツールの使い方やSEO対策など、新しい情報が求められる分野では、発行日を重視して選びましょう。

オウンドメディアの本まとめ

本記事では、オウンドメディア学習に役立つ本を15冊紹介してきました。

オウンドメディア運営を学習する際は、自身が受け入れられる難易度や、読書の目的を明確にしておくと、書籍とのミスマッチが防げます。

Webサイトの分析や改善がしたいのか、ユーザーを惹き付ける企画を立てたいのか考えたうえで、自分に合った本を選んでみてください。

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